創立70周年を記念して、劇団四季が自信と誇り、熱い想いと共にお贈りする『ジーザス・クライスト=スーパースター』。
演出家・浅利慶太が、オリジナル演出とは全く異なる独創的な発想で、海外ミュージカルを“日本人の心”に響く舞台に昇華させた、浅利演出の代表作です。
初演時のキャストは、劇団四季の俳優が中心。スターの知名度に頼らず、真の実力を持った俳優たちが、深いテーマ性のある作品を上演する――四季の基本姿勢の先駆けとなり、現在の上演スタイルを確立した、まさに“劇団四季ミュージカルの原点”。それが『ジーザス・クライスト=スーパースター』なのです。
さらに、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲家A・ロイド=ウェバーと『ライオンキング』の作詞家ティム・ライスが20代の時に生み出した出世作でもあります。
日本的様式美の要素を取り込み、創造力に満ちた斬新な舞台を繰り広げた[ジャポネスク・バージョン]とは打って変わり、今回お届けする[エルサレム・バージョン]は、大胆なまでにあらゆる装飾を削り取った荒野が舞台。
圧倒的リアリズムを追求した浅利演出は高い評価を得、芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。
イエス・キリストを一人の苦悩する若者として赤裸々に描いた、衝撃のロック・オペラ。
十字架にかけられるまでの最後の7日間。その核心に迫る、濃密な人間ドラマ、心の叫び――。
上演のたびに熱烈な支持を得てきた魂の舞台を、今こそあなたの胸に。
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https://www.shiki.jp/applause/jesus/
【画像】撮影:山之上雅信