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社会福祉法人更生慈仁会さん(西区)でお話を伺ってきました!

100年以上の歴史がある社会福祉団体・・・
それが今回お邪魔した
社会福祉法人 更生慈仁会さんです!

新潟市西区を中心に、高齢・障害・児童分野の施設を展開しています!


今回お話を伺ったのはこちらの方々です。

左が法人本部長(十字園園長)の髙橋様、右が本部主事の藤田様です。


障害部門としては施設入所支援、生活介護、就労継続支援B型・・・などなど様々な事業を行っています。
高齢部門では特別養護老人ホームやデイサービスセンター、地域包括支援センターなどなど。
児童部門は認定こども園をはじめ、児童発達支援や子育て支援センターを運営しています。
障害部門は特にたくさんの施設がありますので、詳しくはこちらをご覧ください↓↓
施設について | 更生慈仁会 (jijinkai.com)





施設で働いている方はおよそ400人。
職員育成という点では、階層別研修(新入職員研修・3年目研修・主任研修・管理者研修など)や資格取得者への勉強会を実施しています。


〔3年目職員研修の様子〕



また永年勤続賞は非正規職員も対象となります。特別休暇の種類も非正規職員と正規職員は同じだそうです。
異動については「異動希望調査で思いを伝える」機会を設けているそうです。
高齢・障害・児童の垣根を越えての異動もあり(あくまで相談の上で)、今回お話を聞いた藤田様は、児童分野での業務から2年前に異動になりました。
高齢・障害・児童分野の垣根を越えた繋がり作り、コロナ禍での新卒採用の取り組み方など様々なアイデアを出して実行してきたそうです。



法人として求めている人材は

「相手の立場に立ってなにができるかを考え、行動に移せる方」

「何事も熱意を持って積極的にチャレンジできる方」

です。
まさに藤田様はそれを体現しているなと、お話を伺っていて強く感じました。



髙橋様からは法人の特徴を伺いました。

法人の特徴としては、

・100年以上の歴史

・地域と共に

・障害・高齢・児童

・施設間交流

・職員1人1人を大切に


の5つが挙げられます。



・「100年以上の歴史」として
精神障害者の支援からスタートし、その後保育園、高齢者施設へと拡大していきました。困っている人に手を差し伸べ、時代の変化に合わせて事業を取り組んでいます。


・「地域と共に障害・高齢・児童分野の展開施設間交流」として
海岸清掃活動を職員、利用者とともに年1回行っています。
その他、こども園の園児が神輿を担いでまわる「ふれあいカーニバル」を実施したり、特別養護老人ホームの喫茶コーナーでこども園の年長児が店員となって交流を行ったりしています。
はまゆうカフェの様子はこちら↓↓
『はまゆうカフェ』オープン! | 更生慈仁会 (jijinkai.com)

様々な分野の事業に取り組んでいることで0歳から高齢者まで、その人のライフステージに合わせた支援が行えます。


・「職員1人1人を大切にして」として
施設で働いている職員に対して、法人内施設の1日体験を行っています。様々な職種の人と交流することで新たな発見や学びがあります。
職員の意見を取り入れながら様々なことがらにチャレンジしていきます。前述した異動希望調査もその一環で、職員本人から希望や意見を聞き取り、できるだけそれが反映されるよう努めています。
結果として新卒者の離職はこの3年間で0人です。





児童分野で働く方からもお話を伺いました!

愛慈こども園 入職1年目 岡野様
岡野様は別業種から転職してきました!



①転職のきっかけはなんですか?
 以前はイベント会社の技術職をしていました。転職のきっかけは、娘が通っている保育園の先生との出会いでした。今まで保育園に行きたがらず泣いていた娘が、ある先生との出会いをきっかけに毎日楽しそうに通うようになったのです。私もそんな先生になりたいと思うようになり、保育の学校に通って資格を取ることを決めました。


②入職のきっかけはなんですか?
 学校の先生から、「児童・障害・高齢分野の事業をしているので様々なことを学べる環境があり、キャリアアップできる法人」だと話を聞いて興味を持ちました。また、こども達が小さいうちから様々な人と関わる環境があるところに惹かれ、こども園への入職を希望しました。


③福祉の仕事で大変だと感じることはありますか?
 現在、1歳児クラスを担当しています。”生活”を教える場面では自分の経験値も必要ですし、1人1人の成長に合わせた関わりが必要なので、はじめは難しいなと感じるところはたくさんありました。そんな時は、周りの職員に教えてもらったり、先輩職員の姿を見て学んでいます。福祉の仕事は大変なところもありますが、悩んだり考えたりするからこそ、上手くいったときの「喜び」や「やりがい」が大きい仕事だと感じています。


④子育てをしながらの仕事はどうですか?
 息子が職業体験で保育園に行ったとき、”この絵本が人気だったよ”と教えてくれたり、娘が保育園で流行っている踊りを教えてくれたりと共通の話題が多くなり、子育てが以前より楽しくなりました。何より嬉しいことに、前職より仕事をしている姿がこどもに見えるようになり、『ママの一生懸命さがすごい!』と尊敬してくれるようになりました。


⑤働く環境はどうですか?
 休憩時間がしっかりあるので、職員同士の会話や交流が多くあります。分からないことや困ったことも相談しやすく、この法人の職員の「温かさ」を感じます。


⑥これからチャレンジしたいことはありますか?
 今は1年目なので保育のことをもっと勉強していきたいと思っています。でも、様々な経験ができる環境があるので、いつか障害児のサポートなど経験してみたいなと思います。この法人にいるからこそ、いろいろなことにチャレンジしていきたいです。



岡野様のインタビューからも「チャレンジ」という言葉が出てきました。
法人として、施設として、職員をサポートする体制が整っているからこそ「チャレンジ」という言葉が出てくるのではないでしょうか。
岡野様も含め、職員の方々の熱意が強く感じられたインタビューでした。

このほか更生慈仁会さんのHP上で障害分野と高齢分野で働く職員の方のインタビューが掲載されていますのでご紹介します!

【障害分野】職員インタビュー
 
職員インタビュー①【障害分野】 | 更生慈仁会 (jijinkai.com)
【高齢分野】職員インタビュー
 職員インタビュー②【高齢分野】 | 更生慈仁会 (jijinkai.com)


髙橋様、藤田様、岡野様ありがとうございました!!




今回伺った法人
社会福祉法人 更生慈仁会
障害者支援施設 十字園
新潟市西区上新栄町1-2-12
TEL:025-269-4001
HP:
更生慈仁会 トップページ (jijinkai.com)