新潟県社会福祉協議会では、福祉分野で働く方を支援しています。
今回は、再就職するための貸付や資格取得のための貸付についてご紹介します!
まず、「離職介護人材再就職準備金」貸付のご紹介です。介護職として働いた経験のある方が、新潟県内で介護職として再就職する際に必要な費用を貸付けし再就職を支援します。既に就労された方は、就労開始から3カ月以内に申請してください。
<貸付対象者> ①~⑤までの要件を全て満たす方で申請には連帯保証人が必要となります
①原則として新潟県に住民登録をしている方
②居宅サービス等を提供する事業所・施設又は第一号訪問事業もしくは第一号通所事業を実施する事業所において、介護職員等としての実務経験を1年以上有する方
③次のいずれかに該当する方
・介護福祉士有資格者
・介護福祉士実務者研修修了者
・介護職員初任者研修修了者(介護職員基礎研修、訪問介護員1級課程及び2級課程修了者を含む)
④新潟県内の居宅サービス等を提供する事業所・施設又は第一号訪問事業もしくは第一号通所事業を実施する事業所に、介護職員等として再就職が決定(内定)した方
⑤直近の介護職員等としての離職日から6カ月以上経過(県外からのU・Iターンによる再就職の場合は離職期間不問)しており、介護職員等として再就職が決定(内定)するまでの間に、予め
新潟県福祉人材センターに求職の登録又は届出をした方
<貸付額及び対象経費>
▶貸付額 400,000円以内(一括交付) ※一人当たり一回限り
▶対象経費 ・子どもの預け先を探す際の活動費
・介護にかかる情報収集や講習会参加費、国家試験受験手数料、参考図書の購入費
・介護職員等として働く際に必要な靴や鞄等の被服費
・転居を伴う場合に必要な敷金、礼金又は転居費
・通勤用の自転車又はバイクの購入費 等
<返還の免除>
▶新潟県内で介護職員等の業務に再就職した日から継続して2年間従事した場合、貸付額が全額返還免除になります
※詳細は新潟県社会福祉協議会のホームページにてご確認ください
※新潟県福祉人材センターへの求職の登録又は届出について
福祉のお仕事 (fukushi-work.jp)
他にも、資格取得を支援する事業もありますので、ご紹介します!
【介護福祉士・社会福祉士修学資金貸付について】
介護福祉士指定養成施設又は社会福祉士指定養成施設に在学し、介護福祉士又は社会福祉士の資格取得を目指す方に対して、介護福祉士・社会福祉士修学資金を貸付け、新潟県内の福祉・介護人材の育成及び確保並びに定着支援を図ることを目的としています。
養成施設等を卒業後、介護福祉士又は社会福祉士の資格を取得し、新潟県内で対象となる介護等業務に5年間従事した場合は、貸付金の返還が免除となります。
※詳細は新潟県社会福祉協議会のホームページにてご確認ください
【介護福祉士実務者研修受講資金貸付について】
介護福祉士の資格取得を目指し介護福祉士実務者研修施設に在学する方を対象に、受講資金等を貸付け、介護福祉士の資格取得を応援します。
卒業後、介護福祉士の資格を取得し、新潟県内で対象となる介護等業務に継続して2年間従事した場合、全額返還免除となります。
※詳細は新潟県社会福祉協議会のホームページにてご確認ください
今回、ご紹介した事業はすべて貸付であり、返還が必要となります。要件を満たした場合は、返還免除となる場合もありますが、要件から外れた場合は返還が必要となりますので、
新潟県社会福祉協議会のホームページより要件等をご確認ください。
(新潟県福祉人材センター 冨樫)