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就職活動における学生の動き


福祉系法人の採用担当者様の中には
「新卒学生を採用したい!でもなかなか上手くいかない…」
というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

新卒学生の採用実績を上げる為には、まずは学生の就職活動スケジュールを把握しておく必要があります。
そこで今回は、学生の就職活動スケジュールを一般・福祉系学生に分けてご紹介します。

福祉系学生の採用活動をするうえで、「いつ頃どのような動きをしたら良いのか」お悩みの方は参考にしてください!

その前に学生の就職・採用時期は政府主導のルールがあることは皆さまご存じですよね?
以下の通りです↓

広報活動開始   :卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
採用選考活動開始 :卒業・修了年度の6月1日以降
正式な内定日   :卒業・修了年度の10月1日以降




このルールを前提に、各学校での就職活動のスタートは卒業年度前年の秋頃から始まっています。

3月1日の広報活動開始前となる11~2月頃には学内で「企業説明会」「合同企業フェア」を開催するなど、法人の人事担当者が学生に様々な情報を伝える場を設けているところもあります。

新卒学生の採用難の中で、少しでも多くの人材を獲得したいのであれば、まずは学校との関係づくりに力を入れる必要があります。このような企業説明会等に参加して早い段階で法人の存在をより多くの学生に知ってもらうことが大切です。


また、この政府のルールを基にした学生の大まかな就職スケジュールは以下の通りです↓






福祉系学生の場合・・・
〇一般学生と比べると実習もあるため、就職活動の動き出しは遅い傾向にあります。
〇就職活動のピークは夏休み以降
実習先の施設から就職先を選ぶ学生も一定数存在します。


こうしたことも踏まえて、新卒採用を成功させるためには、学生の志向を理解した情報発信がポイントになります。



ポイント① ターゲットとなる学生の所在エリアの合同企業説明会に出展する

家から通える施設を志望している学生も多いため、全国向けの就職イベントよりも地域密着型の合同企業説明会に出展する方が、マッチング率の高い学生に出会えるチャンスが高まります!
 合同企業説明会では学生と直接話ができるため、法人の理念や仕事の魅力を伝えたり、勤務条件についての相談ができます。また、その場で次の選考フロー(施設見学や会社説明会)の予約なども受け付けることで、次のステップにつながりやすくなります。

新潟県福祉人材センターでは通年「福祉のしごと就職フェア」を開催しております。

開催時期は上記表の通りです。年6回ほど開催しております。
時期によって規模や開催地域が異なる、地域密着型の合同企業説明会となっています。

次回は令和7年2月8日(土)3月8日(土)に開催予定です。

また、令和7年度も5月、6月に開催予定です。

※5月、6月の出展募集は来月1月に福祉のお仕事登録事業所にお知らせしますので、事前にご登録ください。
登録はこちら↓
https://www.fukushi-work.jp/

 
                  
                 「福祉のしごと就職フェア」の様子


ポイント② 実際の現場を体験できるイベントを実施する

福祉の仕事といってもその内容は多様です。実際に、施設がどのように利用者と接し、福祉サービスを提供しているのか身をもって体験できるイベントは非常に有効な施策となります。また日々の業務を見てもらうことも重要ですが、施設の特色が強く出るタイミング(季節の行事やイベント)で見てもらった方が、よりインパクトがあり効果的です。


新潟県福祉人材センターでは「介護施設の職場体験」という事業を行っています。

介護施設の仕事に興味・関心のある方や、介護施設への就職を希望する方、福祉関連の学校に進学を検討している方等に対して職場を体験する機会を提供し、体験を通じて実際の職場の雰囲気や仕事内容を知ってもらうという事業です。毎年6月から翌年2月末まで実施しています。

https://fukushiniigata.or.jp/jinzai/about.php#anc6
(介護施設の職場体験について)


前述したように、学生は実習先の施設から就職先を選ぶことも多いため、体験受入施設としてご登録いただき、学生に体験先として選んでもらうことで同じような効果が期待できます。

※令和7年度の受入施設の募集は令和7年1月から受付いたします。
詳しくはホームページ等でお知らせいたします。




法人のみなさま、ぜひ当センターの「福祉のしごと就職フェア」介護施設の職場体験」事業をご活用ください!
そして一人でも多くの学生と出会い、詳しく法人・事業所を知ってもらったうえで、より良い新卒採用に結び付けていただければと思います。

(新潟県福祉人材センター 藤代)